愛とは何だと思いますか?
私たちの魂は源から分離した一つの欠片です。
全てのものは元々一つの存在で、今はわかれているだけです。
愛とは自分が元の自分に戻ろうとする性質で、引力のようなものなのだと私は思います。
私たちは源から遠く離れた所で人間ごっこに夢中になりすぎて、自分が愛の光の存在であることを忘れてしまっています。
このマトリックスの世界にのめり込んだ人ほど切り離された感覚が強いのです。
だから自分が必要とされ愛される存在だと確認したいのだと思います。
それは魂の内なる叫びなのかもしれません。
人は他者との関りによって自分が何であるかを認識します。
一番最初の他者との関りは親子関係になります。
そこに歪みがあったり、親から受け継いだ概念が歪んでいると人は一生影響を受け続けるのです。
親は最初から親なわけではありません。
誰でも全く知識のない状態から、手探りで子育てをし成長して行くのです。
そして完璧に人を育てられる人はまずいないのです。
人は誰でも何かしら、幸せになるのに不必要な思い込みや概念を持っているものです。
幸せな人生を歩むにはインナーチャイルドの癒しが重要になります。
未熟な親を許し歪んだ概念や思い込みを外すのです。
子供を育てるのはとても大変です。
妊娠中大抵の人はつわりを経験します。
食べ物のにおいを嗅いだだけで気持ちが悪くなり、食べられなくて栄養失調になり弱る人も沢山います。
家事をやらないわけにはいかず吐き気を我慢して食事の支度をする人がとても多いのです。
働いている人はそこに仕事も加わります。
自分の体内で一人の人間を育てるのです。
負担がかからないわけはありません。
妊娠中は体重が増えて身体は浮腫み体形も崩れます。
子供に栄養を取られ身体の負担が大きい上に、ホルモンのバランスを崩して精神的にも不安定になります。
妊娠は病気ではありませんが、病気の時と同じくらい具合が悪いのは確かです。
体調が悪い上に10キロのお米をずっとお腹にぶら下げて暮らしていると想像してみてください。
妊婦はそれでも妊娠前と変わらず色々やらなければいけない事をこなすのです。
無理をして疲れると子宮が収縮して痛くなるので、お腹が張ったら横になり休み休みにしかできません。
約10ヶ月の間それに耐えて今度は出産が待ち受けています。
産む時は声を出さないと我慢できないくらいの壮絶な痛みです。
ノコギリで足の根元を切り落とそうとしたら同じような感じでしょうか?
私は出産の痛みが大きすぎて麻痺していたため、出産後麻酔なしで縫っても痛みは全く感じませんでした。
出産は命がけで、実際に命を落とす人も少なからずいます。
私は正直あんなに痛い思いをするのなら、もう二度と産みたくないと思いました。
産んだ後は妊娠中よりもっと苛酷になります。
母親は出産のダメージでメンタルも身体もボロボロですが、赤ちゃんの世話が待ち受けています。
一日中しょっちゅう泣くのでオムツの交換や乳を吸わせたり、母親は時間も労力も全て赤ちゃんに捧げるのです。
ゆっくり眠れずフラフラでこちらが泣きたいくらいでした。
赤ちゃんは分離不安が強いので、母親とくっついていると安心するのだと思います。
抱っこをしているとよくねむるのです。
でもどんなに気を付けても布団に置いた途端、毎回起きて泣きました。
背中に高感度なセンサーがついているのかと思うくらいです。
母乳をあげてもおしゃぶり替わりにずっと吸っていて、授乳で肩も腕もがちがちになり腱鞘炎になりました。
飲み残しがあると胸も張ってガチガチになって痛いので、毎日お風呂で無くなるまで自分で絞っていました。
朝も夜も関係なくしょっちゅう泣く子供の世話を、ろくに寝れずに疲れきった状態で面倒を見るのです。
自分が見ていないとすぐ死んでしまう儚い命を、献身的に大事に育てるのです。
隙間時間に家族の世話や家事を全部やらなければいけなくて、本当に過酷でした。
私にとって人生で一番過酷な時期は、乳離れするまでの子育て期間でした。
私達はそうやってみんな無償の愛を注がれて育てられるのです。
私は出産と育児は大きく成長する経験だと思います。
人は極限状態になると余裕がなくなります。
自分を大切に出来ていないときは、人にも優しくできないものです。
子供の時親に大切にされていない、愛されていないと感じた人も多いと思います。
私はほぼ子供をワンオペ状態で育て、体力的にも精神的にも限界でした。
確かに赤ちゃんのお腹がいっぱいで幸せそうな顔や、すやすや眠る姿はかわいいと思っていました。
それでも夜泣きして何時までも寝ないわが子を投げつけたい衝動にかられ、思いとどまったこともあります。
親は最初から親ではなく、子供と共に過ごす時間の積み重ねで愛は育まれるのだと思います。
中には子育ては女性がやるものだと役割分担し、自分は仕事で稼いで養う事に没頭する人もいます。
家族を経済的に満たす事で愛情を示している人も多いと思います。
自分がそうやって育てられたのでそれが正しいと思っているのです。
中には子供を厳しく育てる人もいます。
自分が厳しく育てられた人は同じようにしてしまうものです。
人の性質は遺伝子に組み込まれていて、嫌だと思っている部分程似てしまうものです。
中には自分が嫌な思いをしたから子供には同じ思いをさせないでおこうという愛の強い人もいます。
でも自分の事で精いっぱいで出来ない人も多いのです。
一人で乗り越える強さを身につけて欲しいという愛から厳しくする人もいます。
でも子供は親が厳しくするのは自分がダメだから、愛されていないからだと勘違いして傷つくのです。
中にはエゴが強かったり、他の事でストレスを抱えて子供に当たったり、育児放棄する人も居るでしょう。
私も子供の頃はたくさん悲しい思いをしました。
でも私は親になって身をもってその過酷さを体験し、改めて親に対する感謝が生まれたのです。
だから私は生きるのに精一杯で、自分の事しか見えていなかった親の未熟さを許します。
時にはその辛さを避ける為目を背けて感情をすり替えたり、バランスを崩してネガティブになってしまうのも仕方ないと思います。
そう考えるとどんな相手でも許せるようになってくるのです。
中には親から惜しみない愛情を注がれて育った人もいるでしょう。
でも人はそれが当然の事だと思って感謝しません。
親が優しくしてくれたように相手にも優しくしろと要求し、それを当然と思っていませんか?
感謝を忘れ相手がしてくれるのを当然と捉えて、しなかった時に責めるのは傲慢です。
卑屈すぎても傲慢すぎても良くないのです。
源は両者のバランスを取り中間の0ポイントにいるからです。
親に愛されていないと思って育った人は自分に愛される価値がないと思い込んでいます。
だから自分が幸せにならない事で親に仕返しをするのです。
親を許せない人は「親が私を愛さなかったから不幸なんだ!私が不幸なのを見て心配して苦しめばいい」という思いが潜在意識にあるのです。
そういう思い込みがあると脳は不幸になる指令を出して、自分を幸せから遠ざける行動をさせます。
人は顕在意識では幸せになりたいと思っているのに、そう出来ずに苦しむ事になるのです。
本人がそれに気がついてネガティブな感情を手放さない限り、脳は幸せになるのを妨害し続けます。
貴方はいつまでも親からの愛に執着して自分を不幸にし続けますか?
それとも未熟な親を許して親の呪縛を解き、子供から卒業し大人として自立しますか?
歪んだ捉え方や思い込みというカルマが、遺伝的に受け継いだものや魂の記憶として誰にでもあるのです。
それを解消する事が私達の課題になります。
ネガティブな感情を抱かないために、相手や自分の未熟さを許す必要はあります。
でもそれは何もかも受け入れて、放置するという意味ではありません。
それぞれが自分の事しか考えず勝手に振舞っていては、調和は生まれません。
未熟な所は真摯に受け止めて改める必要があるのです。
相手の未熟さを受け入れ未来を信じ、成長を見守るのも愛なのです。
女性は共感力が強く相手と情報を共有し、楽しい事も苦しい事も分かち合いたい性質があります。
共感出来ないと仲間外れにされる為、男性と比べて人の気持ちに敏感でよく気がつくのです。
その一方で感情的になりやすく、集中力がありません。
一方男性は共感する習慣がなく、一人で乗り越え解決しようとする強さがあります。
共感力は低く鈍感ですが、集中して物事をやり遂げる事に長けています。
男女はお互いに短所を補い力を合わせる事で乗り越えるように出来ているのです。
どちらも相手の良い所は見習い、自分の悪い所は改めて歩み寄る愛が必要になります。
皆さんはいただきますとご馳走様を言っていますか?
私達の食べ物は野菜や果物等の植物や、魚屋豚や牛などの生物です。
その命を奪って食べる事で私達は生きているのです。
命をいただいているという感謝を込めていただきますを言ってみましょう。
食事一つをとっても生産者、製造、開発、運送、加工、販売、料理する人等沢山の人が力を貸してくれるから出来るのです
貴方は赤の他人と思っているかもしれません。
でも私達は常に見えない誰かに助けられて生きているのです。
ご飯をいただけたことの感謝を込めてご馳走様を言ってみましょう🙏
人は弱くて儚くて未熟な生き物です。
でも私はその不完全さを受け入れています。
貴方達は霊的進化の最初の段階でまだよちよち歩きの赤ちゃんのようです。
人はまだ愛に目覚めたばかりなのです。
でもこれからまだ沢山成長できます。
きっと長い年月がかかるでしょう。
それを暖かく見守り、成長するようにサポートするのが天使の役目です。
沢山の高次元の存在達が常に貴方達を見守り応援しているのを忘れないでください。
そういう存在が貴方達を見捨てる事はありません。
必ずアセンションは果たされ、愛の光に満ちた世界は来ます。
しかしそこへ辿り着くまでどのルートを通るかは貴方の愛の目覚め方次第になります。
不完全な自分たちを許し、受け入れて愛す統合への道を進みますか?
それとも自分達の不完全さを責めて傷つけあう分離の道を進みますか?
どちらを選ぶかは貴方の自由意志です。
大天使ミカエルは大雑把に感じますが、制限をかけないような表現で伝えてきます。
それぞれの捉え方で意味は変わると思います。
高次元の存在は闇とは違い依存や鵜呑みはさせず、自分で考えて判断させるように伝えてきます。
だから私の動画はパズルのピースを1つずつ集める事で、少しずつ全貌が見えるようになっています。
貴方が自由に選択し貴方だけの現実を作り出せるようにしているのです。
宇宙に善悪のジャッジは存在しません。
貴方の中に貴方だけの答えがあるはずです。
他者の受け売りや与えられるものではなく、現実は貴方が作り出すのです。
貴方は根源の光であり創造主の一部なのですから。
光が信じ込み力を与えて新たに作り出した存在も沢山います。
闇の存在も波動が下がって光が弱まって暗くなっているだけです。
歪んでいるだけで彼らもまた光なのです。
自分で考えさせず選択させず依存させ、管理し自由を奪うならばそれは高次元の存在ではありません。
彼らは貴方が予め決めたブループリント通りになるように裏で動いています。
それが予めされた契約だからです。