源は全てのものが内側に存在しています。
全ての根源であり、全ての存在は源の一部でみんな繋がっているのです。
それが分離したものがこの世界で光と闇と言われているものです。
二極化し分離してしまっているものを1つにするには元に戻す原動力、統合させるエネルギーが必要になります。
光と闇を統合させるもの、それが愛です。
愛で闇を受け入れて光と統合するのです。
闇は愛で光を受け入れて統合するのです。
これが私達の本来の姿である源に帰るということです。
アセンションとは次元を下げてしまった私達が、高次元の自分に戻ることです。
ハイヤーセルフとして生きるのは違う何かになる事ではありません。
スピリチュアル能力を身につける事でもありません。
思い込みや制限で狭い世界へ閉じ込めてしまった自分を解放し、自由で広い世界にいた自分を取り戻す事です。
私たちがすべき事は全ての分離したものを愛で統合する事です。
その事を思い出し、分離意識を手放す為に様々な事を経験しているのです。
貴方達は分離の世界で過ごすうちに、その事をすっかり忘れて闇に洗脳されてしまいました。
多くの者たちが自分を切り離された孤独な存在だと信じ、魂の自分として生きる事を放棄しエゴに主導権を明け渡し深い眠りについたのです。
地球にはこれからも眠り続けたい人と目覚める事を決めた人の両方がいます。
目覚めを選択した人たちは制限やエゴの支配から解放され、本来の自分を取り戻すタイミングが来ているのです。
地球は3次元の世界で対立構造が出来上がり、完全に闇と光に分離しています。
源は私達が分離する前の姿なので陰と陽のどちらでもありません。
光も闇もどちらも内包していて統合された状態なのです。
どちらにも傾かず均衡が取れた状態で、プラスマイナス0なのが源です。
源は私達が統合段階を徐々に進め次元をあげていき、最終的に帰る場所で目標になります。
コミュニティメンバーから愛について質問があったので数直線を使って説明します。
動画に数直線を表示するのでそれを見ながら聞いてください。
数直線では0を中心として、右に正の数、左に負の数があります。
左に行くほどマイナスの性質が強くなり、右に行くほどプラスの性質が強くなります。
闇と表現しているネガティブ思考をマイナスとし、光と表現しているポジティブ思考をプラスとします。
左へ行けば行くほど闇が強くなり、右へ行けば行くほど光が強くなると思ってください。
間にあるメモリの数が増えるほど両者の距離が離れています。
例えばマイナス5のネガティブな人とプラス5のポジティブな人がいるとします。
両者の距離は10になります。
両者が分かり合うには近くに移動する必要があります。
この歩み寄るエネルギーや原動力が愛になります。
距離が近かったり同じ数値ならば愛は必要ありません。
距離が離れれば離れるほど大きな愛が必要になります。
闇の強い人は自己主張ばかりで相手に合わせる事は一切しません。
闇が強ければ強いほど人を傲慢で支配しようとします。
もし+5の光の人が闇の強い相手と調和しようとすると、0ポイントを超えて闇側へ自分が行く事になります。
この為相手が傲慢であればある程、相手に合わせていう事を聞くと自己犠牲になります。
知らず知らずのうちに不平不満が溜まり闇が増えていってしまうのです。
でもそれが愛で優しさなので光の強い人はそれをやめられません。
これが闇と光が混在するこの世界の落とし穴なのです。
だから優しい人や愛のある人は0のバランスを取れた位置に常に居られるように、相手に合わせすぎず自分を優先する必要があります。
自分が愛を与えるのに制限をかける事や、優しくしない事に罪悪感を持つ必要はありません。
逆に闇が強い人は自己中心的なのを反省し、相手に合わせ0ポイントまで歩み寄る必要があります。
光は正しい闇は間違っているという3次元の解釈、分離意識を手放せない人がとても多いです。
闇を悪いと決めつけ一方的に光側に来いと言えば、闇の強い人は自分らしさを一切出せなくなります。
自分を責めたり無理をしてバランスを崩すので苦痛を感じるのです。
反発して闇が強くなったり逃亡して闇に逆戻りしてしまいます。
光の強い人は自分は正しいと信じているようですが、それは3次元の肉体越しの視野で制限が外れていないものです。
大切なのは誰が正しいか正しくないにこだわるのではなく、どうすれば調和できるのか考える事です。
自分がまだ制限を外して俯瞰できておらず、結果として争いや闇を増やしている事に気がついて欲しいのです。
誰でも自分が正しいと信じたいものです。
でも肉体がある限り誰でも影響を受け、バランスを失う事があります。
人のせいにして終わりではなく常に自分の未熟さを認め学びながら成長する、俯瞰と精神的な強さが必要になります。
相手が自分と違う事を認めつつ、光の強い人が闇に歩み寄り愛を教えたり愛を注ぐ必要が出てきます。
しかし光が強い人が相手を甘やかし言いなりになれば、相手は自分が正しいと信じ自分のやり方を押し通しどんどん勢力を増やしていきます。
光の強い人も我慢し続けた事で0ポイントを超えて闇側に移動して、いつの間にか闇に取り込まれ仲間入りしてしまうのです。
愛がある人でも自己犠牲を続けていれば結果として、自分の内側が闇でドロドロになってしまうのです。
だから愛も強ければ良いというものではありません。
愛はあるだけ注げばよいというものではなく、愛が強い人はバランスを取るためにある程度で止める必要があります。
相手によって愛の注ぎ方や行動は変える必要があるのです。
0ポイントに立てるバランスは性質や価値観によってそれぞれ違うので自分で丁度よいバランスを探してみてください。
こちらが歩み寄り過ぎなのか、それとももっと歩み寄る必要があるのか一つ一つ見直していくのです。
相手との間に苦痛を感じなければ、バランスがとれている状態だと判断してください。
両者のバランスを取り0ポイントに立っている人は偏りがないので揺れ幅が小さくなります。
それで安定し、調和した状態になります。
人はみんな性質や価値観が違います。
そのままだと分離していて、分かり合うことも心の距離を近付けることもできません。
だからお互いに歩み寄るか、歩み寄る気がない相手の場合は愛でこちらが0ポイントまで相手の側に移動する必要があるのです。
残念ながら愛があればすべてが解決するわけではなく、距離が離れた相手には歩み寄りにも限界があります。
あまりにも性質が違う相手で苦痛を感じる場合は、バランスが取れて自分が楽な0ポイントになるまで距離を離す必要があるのです。
これが住み分けです。
今回は闇と光で表現しましたが、分離した対になる性質は全てこれに当てはまります。
男性性と女性性も同じで両者をバランスよく身につけて統合した人が安定します。
だから男性は女性性を、女性は男性性を学び身につける必要があるのです。
人との関係性も上下がなく同じ力関係が一番安定します。
全ての人と地位や立場は関係なく、対等になるように心がけてみてください。
全ての分離した性質をどちらにも偏らないようにバランスをとるのが、地球において全ての人が持つ課題です。
この世界は性質が違う人たちが混在して生活しています。
だから心を凪の状態に保ち、安定して暮らすには愛が必要になります。
愛は受け入れること、自分や他人の存在を認める事です。
育むことや見守るのも愛です。
必要があれば依存する相手には突き放す事、離れて自立させる事も厳しくする事も愛になります。
人生で愛を見つけるとは貴方が貴方であることを、私が私であることを自由に表現する事です。
沢山の経験をし自分の中にある愛を探し、他者の中にある愛を探すのです。
愛から外れるとは自分が自分であることを否定したり、愛を疑ったり見失う事です。
そして同じ事を他者に対してやる事です。
人は時にはすれ違い傷つき、多くの物を失います。
しかしそのネガティブな経験の闇でいかに癒され自分が与えられているか、光が明確に浮き彫りになるのです。
色々な経験を重ねる事で自分の中にある愛に気がつけば、他者から貰う必要もなくなります。
内側から溢れる愛で自らを満たし他者へ分け与える事が出来るのです。
愛とは私が私であると認める事です。
そして自分以外の人が自分とは別の存在であると認める事です。
全ての生命は源の一部であり、みんなエネルギーで繋がっていて高次元の存在なのです。
今は分離して転生していますが、統合すれば本来の高次元の自分、ハイヤーセルフに戻ります。