私は今集合住宅の1階に住んでいます。
当然ながら色々な人がそこには住んでいます。
正直私のいる環境は恵まれている訳ではありません。
常に駐車場の車の音や出入りをする人の声が聞こえてくる環境です。
この建物の中で私の寝室が一番うるさい部屋に当たるようです。
普通の人ならば人がいる気配を嫌だと思って不平不満を持ち、波動を下げる原因になると思います。
私は上の階ででお子さんが走り回って暴れたり煩くても、小さな子は元気だな〜と思うだけで済ませてしまいます。
しょっちゅう出入りする時にグズってギャーギャー泣きわめいてる声が聞こえています。
そういうのも小さな時だけだからお母さん頑張ってーと心の中で応援しています。
夜中に外で男性が怒鳴って女性と口論している事も何度かありました。
でもイライラしてるんだなーくらいで反応はしませんでした。
仕事が忙しい人もいて、早朝から夜中まで車が駐車場を出入りしているので正直うるさいです。
でも怒ったり嫌がるという感情で反応はしません。
みんな仕事が忙しくて早朝から夜中まで大変だなぁ、お疲れ様ですと思うだけです。
とにかく気にしない事が一番なのです。
そうこうしているうちに慣れてしまって私は次第に音に反応しなくなりました。
そして早朝や夜中にうるさくても不思議と起きずに熟睡出来るようになったのです。
波長が合わない人はいつの間にか引っ越して居なくなっていました。
物事には大抵メリットとデメリットの両方があります。
1階に住む利点は買い物の時に重い物をすぐ運び込める事と、階段の昇り降りがない事です。
でもその反面、住民全てが通るのと駐車場が近い為、出入りする度全部音が聞こえてきます。
上の住民の生活音も時々聞こえてきます。
一方で最上階の人は階段の昇り降りが大変ですし、重いものを運ぶ手間もかかります。
でも良い事もあって人が通らないし出入りの音や駐車場の騒音、上の階の人の生活音が聞こえてきません。
一階に住むのも最上階に住むのもどちらもメリットもリスクもあるわけです。
何事にも愛と感謝をもてない人は煩くて眠れないとか気になって暮らせないと不平不満ばかり並べて、自らを不幸にしてしまいます。
私は階段の昇り降りがないとか重い荷物を運ぶのが楽な事に注目して、感謝して暮らしています。
毎日飢えることなく安全な場所で生活できているのです。
私は富も名誉も興味はありません。
楽しく話せる仲間がいて、慎ましく普通に生きていられるだけで充分に幸せなのです。
生活音があったとしてもみんなそれぞれの暮らしがあって元気なのだなと捉えて一人ではない安心感に変えれば、感情で反応する事はありません。
でも逆に自分の時間を邪魔されて鬱陶しいとか五月蠅いと思えば、途端にネガティブになってしまいます。
同じ環境や状況に置かれても、考え方や受け取り方でまったく自分の状態が変わってくるのです。
愛と感謝のフィルターを通してみれば、そんなに苦になる事はなくなります。
結局は同じ状況に置かれても自分の心のあり方次第で、幸せか不幸せなのか決まるのです。
私も最初から何事もポジティブに捉える事ができた訳ではありません。
子供の頃から常に俯瞰し冷静に判断し、そういう視点で見る習慣をつけてきました。
始めは簡単な事から難易度を少しずつ上げながら、ステップアップしてきました。
経験を積み長い時間をかけてようやくここまでできるようになりました。
もちろん私もまだ過去世のトラウマや経験からまだ手放せていない恐れも残っています。
それでも自分の心を感謝と幸福感で満たして生きています。
肉体がある以上周囲の影響を受けて誰でも揺れてしまうので、完璧にできる人はいないと思います。
でもそんな自分も受けとめて、自分なりに少しずつ成長して生きていけば良いと思います。
人の行動はへ〜こういう人もいるんだなと常に観察すると面白いです。
人が何をしようがネガティブな感情で反応しなければ、それに巻き込まれることはありません。
他人がどうあろうが自分はブレない強い軸を身につけていけば良いのです。
それぞれみんな自分が主役の自分だけのストーリーがあります。
私は沢山の物語を読むように、沢山の人と出会い物語の一部を垣間見て楽しむことにしています。
これが肉体を持ちながらハイヤーセルフとして生きるということです。
今までは舞台である地球が3次元だったので、みんな3次元にいるしかありませんでした。
同じ環境に置かれ棲み分けはされず、獣のように生きる人と、愛と調和に満ちた人が同じ場所にいたのです。
でも地球が次元を上げたことで上の次元にパラレルワールドが新たにいくつも出来てきました。
だから自分の心を愛と感謝に満たしていれば転職や引っ越し、人間関係が変わるなど新たな選択肢が生まれ新たなパラレルにそれぞれが移行していきます。
自分の心の在り方が変われば波長が合わない相手はいなくなるか相手の態度が変化して、勝手に調和した世界に変わるのです。
外側を変えようとしますが、まず変えるのは自分の内側です。
闇の強い相手であっても事情や性質習慣を受け入れ、相手に対する敵意を捨てて調和する必要があります。
でも大抵の人は嫌な事の原因は他人や環境のせいにしてしまいます。
自分がネガティブになるのに理由をつけて、自分を正当化して感情を手放そうとしない人が多いのです。
どんな理由があるにしろ人に敵意を向けている人は、ブーメランになり敵意が返って来てしまうのは事実です。
自分が正しい相手が間違っているという意識や、正義感から来るジャッジを捨てる必要が出てきます。
自分の中にある恐れや不安や怒りの感情や、過去の経験により歪んだエネルギーが、他人を引き寄せたりそうするように仕向けてしまうのです。
敵意や不信感が出てしまうのは、過去傷ついたインナーチャイルドが癒されていないのが原因です。
インナーチャイルドの癒しがされていないと不満が溜まりにチャンネルが合ってしまいます。
スターシードや天使だとしても高次元との繋がりが弱くなります。
自分は特別だから正しいと思い込むのではなく、エゴを自覚する事と謙虚さが必要になります。
魂のまま生きようとするのにエゴが邪魔になる事で、自分を不必要に攻めたり卑屈にならない様にする必要があります。
自覚なく自分の持つ光を闇に変え続け、現象化してしまうのを回避する必要があるのです。
しかし真実だとしても耳の痛い話は大抵の人は向き合わずに逃げてしまいます。
私の言葉に耳を傾けて実行できる人はエゴのコントロールから抜けて、本気で霊的進化したいという向上心のある人だけでしょう。
苦しい人は自分の心のあり方を変え、そこから抜け出す必要があるのです。
今の社会構造はまだ自由が奪われて、自分をあるがままに表現出来ない状態です。
学校では能力や成績で点数をつけられダメ出しされ、社会では役職や収入や地位で自分の価値に点数をつけられ否定されます。
地球で転生を繰り返すと支配する側に回るか奴隷にまわる、どちらかになる事が多いのです。
だからそれが当たり前と思い込み受け入れてしまう人がほとんどになるのです。
知らずにそれに染まった人は自分を否定し、信じる事ができなくなっています。
自分らしさを失い、愛を忘れてしまった人の方が多いのです。
拒絶や否定や攻撃された事で心に受けた傷を癒し、自分である事の自信を取り戻す必要があります。
深く傷ついた人は自信を失ってその歪みが全てに影響し、ずっと自分を傷つけ続けて生きているのです。
多くの人が恐れにより心を閉ざし、愛を歪めてしまっています。
彼らが真に目覚めるのは自分の全てを認め、上手く出来なかった自分の未熟さや心の弱さごと自分を受け入れた時でしょう。
自分を仕事で酷使し家庭で酷使している人は、どうしてもネガティブな感情が溜まって爆発してしまう事も多いのです。
水で表面についたぬかをとるためにお米を研ぎます。
でも繰り返しお米を力を入れてごしごしと研ぎ続けると、汚れが取れた後も濁った水が出ます。
乱暴に扱う事でお米が割れたり、お米の表面が削れてしまっているのです。
水の濁りは汚れではなくお米そのものなのです。
それと同じで自分を粗末に扱い自分の身を削ってそれが汚れになり、俯瞰できなくなっている人が多いのです。
過去の経験のトラウマから人にひどい目に合わされるのを当然と受け入れてしまい、そこから抜け出せないと諦めてしまっている人がいます。
感情が出る自分も他人も、苦しい状態でそれだけ辛いのだと理解する必要があります。
正しさにこだわり責めてそれ以上自分や他人を追い詰めないことです。
不安定ならば出来るだけ自由な時間癒しの時間を取るようにしてください 。
自分を受け入れない人は他人も受け入れられません。
自らの弱さや未熟さを否定するから、他人にもジャッジしてしまうのです。
彼らの心の傷が早く癒え、自分を否定や攻撃し苦しめないように祈るばかりです。